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大学受験は年々変わっています!内容について簡単に解説

2023年05月31日
大学受験は年々変わっています!内容について簡単に解説

大学受験が大きく変わろうとしています。2024年には大学進学希望者の数よりも、全国の国公立と私立大学の募集定員数の方が多くなると見込まれるそうです。そうなると大学受験が楽になるように思われますが、自分が希望する大学に誰もが入学できるわけではありません。人気大学は入学希望者が多く、依然として大学受験の競争率は高くなります。

 

1.大学受験は変化している

近年、大学受験の方法が変わりつつあります。2022年度大学入学者選抜の実施方法は、一般選抜約50%、学校推薦型選抜約30%、総合型選抜約20%です。実際には、各大学で割合は異なりますが、国立大学や人気私立大学は一般入試の割合が高くなっています。

 

現在の大学受験において大学入学共通テスト(共通テスト)の存在が大きいものです。一般選抜では共通テストを利用して合否判定する選抜区分は、国立大94.8%・公立大96.8%・私立大45.6%を占めます。なお、共通テストを利用して合否判定する場合の利用科目数は、一般選抜で国立大7科目、私立大は23科目を利用する大学が多数です。以下でそれぞれの入試方法について解説します。

 

2.大学受験の方法

最近主流となっている大学受験の、「一般選抜」「学校推薦型選抜」「総合型選抜」の3種類について、内容や特徴を解説します。

 

2-1.一般選抜一般入試

一般選抜は入学者選抜で、特別選抜といわれる、学校推薦型選抜や総合型選抜と、社会人・帰国子女などの各種選抜を除いた選抜方法です。募集人員の割合が一番高い入試方法となり、国公立大学では募集人員の約8割、私立大学では各大学により異なりますが、平均して約5割です。国公立大学は前期・中期・後期日程の入試があり、私立大学では大学側が独自に、大学入試を実施します。また、大学入学共通テストを利用して合否を判断する場合も一般選抜になります。

 

2-2.学校推薦型選抜

学校推薦型選抜は、出身高校の校長から推薦を受けた受験生について、高校が作成した調査書を基に、大学が合否を判定する入試制度です。「公募制推薦」と「指定校制推薦」「地域枠推薦」があります。

 

公募制推薦は、大学が定める条件を満たせば、どこの高校からも出願可能です。選抜方法は大学によりまちまちですが、多くは面接や小論文を実施するケースです。高校在学中の部活や社会的な活動実績などが評価される場合もあり、また、国公立大学の公募制推薦では、共通テストの受験が必須条件となる場合もあります。さらに、公募制推薦は学業成績を重視する「一般推薦」と、部活動やボランティア活動などの実績や貴重な資格、極めて稀な特技などを重視する「特別推薦」もあります。

 

指定校制推薦は、大学が指定する特定の高校や、大学の附属・系列高校からのみ出願可能な大学受験です。人気大学の場合、募集人員は1高校あたり1名~2名が多く、高校内での競争がし烈です。また、応募する場合は専願が前提で、合格すれば入学辞退は原則禁止となります。

 

公立大学では大学設置の趣旨や大学の特殊性から、地元出身者を優先して入学させる方式が、地域枠推薦です。また、地方で深刻になっている医師不足を解消する目的で、とくに国公立大学医学部の学校推薦型選抜で地域枠が導入されるケースも多く見られます。どちらも大学を卒業後に、大学が指定するエリアで活躍することが、地域枠推薦を出願するさいの条件として設けられています。

 

2-3.総合型選抜

総合型選抜は大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合致しているかどうかで、大学受験の合否判定を行う選抜制度です。選考方法として、書類審査や面接試験を行います。一般的な学力試験では十分に理解できない、入学希望者の意欲や適性を評価するのも総合型選抜の特徴です。自分の能力をアピールする自己推薦もこの区分になります。総合型選抜も、学業成績・取得資格・検定試験・卒業年度・併願の可否などが条件になることがあります。総合型選抜は各大学が独自性を出すために微妙に異なり、募集要項の確認は必須です。

 

3.まとめ

少子化の影響もあり大学受験が変化しています。大学受験は、変化しているといわれますが、大学受験の主力は学力重視です。国立大学や人気私立大学では学力による選抜が重要視されがちです。優先的に有名大学に進学できる附属高校も、その高校に入学するためには厳しい学力試験があります。やはり大学受験は勉学が重要となります。

 

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